自然素材の良さは、見た目の上質さ・優しい手触り・自然を感じさせる香り、時を経るごとに深まる風合いなど、工業製品にはない温かみがありそれぞれに特色があります。
自然素材自体が生きて呼吸しているので、木や珪藻土は湿度が高いときは湿気を吸い、乾燥したときは水分を放出して湿度をコントロールする働きがあったり、消臭や有害な物質を吸着したりと、様々な付加価値があります。
休日に公園や海など自然豊かなところへでかけて、リラックスしたり癒やされたりされたことがあると思います。自然にはそんな不思議な力があり、その良さを取り入れていくのが自然住宅です。
近年、住宅に使っている建材や化学物質が原因となったアレルギー反応や、原因不明の頭痛や目まいなどで苦しまれる方が増えてきています。それは、毎日素足が触れる床材、部屋を取り囲んでいる壁材や壁紙など、人の生活と住宅はとても密接した関係性を持っているからです。自然素材はもともと自然界に存在している材料ですので、そのような健康リスクも低減することができます。
家族が末永く住まわれる大切な住宅ですので、価格や見た目だけにとわられるのでなく、機能的にもより良いものにしていくことも重要です。
もみの木は素材が自体が柔らかいので、歩いた時に受ける感触もやわらかく感じほどです。
漆喰のやさしい風合いは温かみがあり、耐火性・耐久性・吸湿や放湿性に優れた素材です。
人が触れる箇所には化学物質が含まれていない人体に優しい塗料を使用します。